天使と悪魔 小説感想とねたばれ
2009-05-01



人物===========
ラングドン
図象研究家?主役。アメリカ人。いろいろさくさく行動派。どこのスーパーマンですか。

ヴットリア・ヴェトラ
海のどうぶつ研究家。東洋思想に造詣の深そうな、ダイビングとヨガのたつじん。
映画は美人のおねいさんがやる。黒髪でちょっとエキゾチック。似合ってる感じする。

レオナルド・ヴェトラ
ヴィットリアの養父でカトリック司祭だけどセルンの研究者。
反物質を開発、その是非をバチカンに問い合わせてみたら殺された。エエエエ

カルロ・ヴェントレスカ 
カメルレンゴは教皇の秘書長という意味。
前法王の息子。修道女との間に人工受精で生まれた。
生まれも育ちも熱心なキリスト教者。
反物質の存在を危ぶみ、ヤヌスを名乗り、ハサシンを雇い、反物質の開発者と
コンクラーベに集まった法王候補(プレフェリーティ)の枢機卿殺害を依頼。
前法王が実父であったことを知らず、「子供がいた」ということに反発して法王を薬殺。
ちょっとまて、映画でユアン・マクレガーがやんの?あんた顔がカルロじゃねえぞ!!
と、この小説をすすめてくれた会社の若い女子と「なんかちがーう」を連発。単に顔の話だ、あんまこの人の顔イタリアっぽくないから。セリエA10年余みてたせいでイタリア人の設定だといろんな顔が思い浮かぶ。ビエリだったらこええ。ジラ師匠やんないですかこれ。

ハサシン
どっかの中近東の人。ちょうできる暗殺者。イリュージョン・・いやヴィットリア縄抜けの術により不意をつかれて死亡。
アッラーアクバル!かどうかはしらん。こんな人いるんかいな・・・高くつきそうですな。ヒゲ希望。中近東といえばヒゲの帝国だろ!<今はそうでもないね

モルターティ
枢機卿。ヴェントレスカ出生の秘密を知る人。

マクシミリアン・コーラー
セルン所長。幼少期に重病にかかり、その時使用した薬物の後遺症で四肢が不自由。
両親が熱心なキリスト教者である。四肢が不自由になったのは祈りが足りなかったからである、と言い聞かされてきたせいか宗教に対してルサンチマン山盛り。
彼をイルミナティのボスに仕立てたかったカルロだが、コーラーの残したビデオによって事実が明らかになる。ロシェに殺害される(確か)。

オリヴェッティ
スイス衛兵隊長。忠実な人。スイス傭兵だけど、おもろいね。名前がイタリアだったりフランスぽかったり、ちゃんとスイスっぽい。でもキャストは北欧勢みたいっすね。

ロシェ
スイス衛兵大尉。ヴェントレスカのグル。

シャルトラン
スイス衛兵少尉。いろいろ素朴でまとも。ロシェ、ヴェントレスカの企みに気がつく。彼の機転でラングドン、ヴィットリアが助かるシーンも。

感想いろいろ==========
カソリックの学校にいたので、この本に出てくる教皇たちのしゃべりの感じがなつかしい。あたたかでやさしい考え。モルターティすごいイメージあるよ。何もかも神はお見通しで何もかも神の思し召しです。何も思い煩うことはありません。あなたの心に神はいつも語りかけておられます。心を穏やかにして、耳を傾けてごらんなさい。天国の門に入るためにあなたはあなたの為すべきことを行いなさい。悩みや不安は教会に来て神に打ち明けなさい。罪を犯したら教会で神に懺悔なさい。惜しみなく分け与えなさい、イエスがなさったように。必要なものはすべて神がお与えくださいます。すべての人の罪を許しなさい、イエスがなさったように。イエスが復活して父のもとに還って行かれたように、主の愛はこの世界に空気のように満ちていて枯れることがありません。おお、書き出すと眩しいわ。このびみょーに翻訳っぽいとこがちょっと回りくどくてまたいいんだろうな。


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